― 高精度X線+導電率+超音波+比重による多重チェック体制 ―

にじや質店X線ラボでは、X線元素分析・導電率測定・超音波厚さ測定・比重測定・質量測定・寸法測定など、複数の測定手法を組み合わせた非破壊の総合評価を行っています。

単一の数値に依存せず、測定結果同士の整合性(矛盾の有無)まで確認する総合判定型ラボとして、真贋判定・材料評価・メッキ判定などに対応しています。



■ 高性能X線・膜厚・RoHS分析装置


島津製作所 EDX-7200

2026年6月中旬導入決定

導入により、

  • 高分解能元素分析
  • 膜厚分析
  • RoHS分析
  • 大型試料対応

など、より高精度かつ工業分野にも対応可能な体制へ拡張します。

■ X線分析装置

SPECTRO SCOUT(自動校正機能搭載)

非破壊で元素組成を測定するポータブルXRF分析装置です。

主な役割

  • 金・銀・プラチナなどの元素組成分析
  • 微量元素・異種金属混入の確認
  • 多点測定による偏り検出
  • メッキ層・表層構造の確認

自動校正機能により、測定の安定性を維持しています。

■ ハンドヘルド型 X線・膜厚・RoHS分析装置

エビデント Vanta Core V2CA

2026年10月導入予定

  • 現場対応・大型試料対応強化
  • 膜厚分析の柔軟運用
  • 迅速測定体制

■ 金インゴット導電率分析装置

SIGMASCOPE GOLD B(校正済)

導電率測定により、内部材質の違いを確認します。

主な役割

  • 真贋判定の重要指標
  • 内部材質の整合性確認
  • X線分析(表層)との突き合わせ

校正済み機材による安定運用を行っています。


■ 金貨導電率分析装置

SIGMASCOPE GOLD C

2026年10月導入予定

  • 金貨・コイン領域の導電率判定強化
  • GOLD Bとの二段階評価体制構築

■ 超音波厚さ計

Olympus 45MG(校正済)

超音波により厚さ・内部構造を測定します。

主な役割

  • 厚み確認
  • 中空・異物・内部構造の把握
  • 大型品・重量物対応

■ 比重計

アルファーミラージュ GKS-3000(校正済)

密度(比重)測定による材質推定を行います。

主な役割

  • 材質整合チェック
  • 合金判定の補助
  • 中身推定

■ 質量計

新光電子 VIBRA ALE1520H(校正済)

精密質量測定を行います。

主な役割

  • 比重算出補助
  • 重量整合確認
  • 精密評価

■ 電子ノギス

シンワ測定 150H1225096901(校正済)

寸法測定を行います。

主な役割

  • 厚み・幅・直径測定
  • 密度計算補助
  • 形状整合性確認




■ デジタル顕微鏡

Leica ライカ IVESTA3i

Leica IVESTA3i は、にじや質店X線ラボで導入予定の高性能デジタル実体顕微鏡です。
高解像度・広い焦点深度・4Kデジタル共有機能を備えており、微細な表面状態や加工痕の詳細観察に活用予定です。

当ラボでは、蛍光X線分析だけでは確認が難しいケースにおいて、顕微鏡観察を組み合わせた多角的非破壊分析を実施しています。

主に以下のような確認に活用予定です。

  • 刻印の摩耗・違和感確認
  • ろう付け痕・接合痕の観察
  • メッキ境界や表面加工状態の確認
  • 宝石・石留め状態の確認
  • 古銭・記念メダルの細部観察
  • 微細なキズ・腐食・加工痕の確認
  • 不自然な痕跡や違和感の確認

Leica IVESTA3i は、ライカ独自の FusionOptics 技術を採用しており、高解像度と広い焦点深度を両立しています。
立体感のある自然な観察が可能で、複雑な形状でも細部まで確認しやすい構成となっています。

また、4Kデジタルカメラによる画像共有・保存にも対応しており、分析記録や比較検証用途にも活用予定です。

にじや質店X線ラボでは、

  • 蛍光X線分析
  • 導電率分析
  • 比重測定
  • 超音波測定
  • 顕微鏡観察

など複数の分析手法を組み合わせ、総合的な非破壊分析体制を構築しています。

Leica ライカ S9i

Leica S9i は、にじや質店X線ラボで運用している高性能実体顕微鏡です。
高解像度・高コントラストの観察性能により、肉眼では確認が難しい微細な特徴を詳細に観察できます。

当ラボでは、X線分析だけでは判断が難しいケースにおいて、顕微鏡観察を組み合わせた総合分析を実施しています。

主に以下のような確認に活用しています。

  • 刻印の摩耗・違和感確認
  • ろう付け痕・接合痕の観察
  • メッキ境界や表面加工状態の確認
  • 宝石の石留め状態確認
  • 古銭・記念メダルの細部観察
  • キズ・摩耗・腐食状態の確認
  • 微細な加工痕や不自然な痕跡の観察

Leica S9i は、4Kデジタルカメラを内蔵しており、観察画像の共有・保存にも対応しています。
分析記録や比較検証用途にも活用しています。

当ラボでは、蛍光X線分析、導電率分析、比重測定、超音波測定などに加え、顕微鏡観察を組み合わせることで、多角的な非破壊分析体制を構築しています。

■ ダイヤモンド判定器

ダイヤモンド判定器 MAX

ダイヤモンド判定器 MAX は、にじや質店X線ラボで導入予定のダイヤモンド判定補助機材です。
天然ダイヤモンドだけでなく、CVD/HPHT合成ダイヤモンド、モアサナイト、CZ(キュービックジルコニア)などの判定補助に対応しています。

近年、合成ダイヤモンドや類似石の流通が増加しており、外観だけでの判定が難しいケースも増えています。
当ラボでは、各種分析機材を組み合わせた多角的な確認体制を構築しています。

主に以下のような確認に活用予定です。

  • 天然ダイヤモンド判定補助
  • CVD/HPHT合成ダイヤモンド判定補助
  • モアサナイト判定補助
  • CZ(キュービックジルコニア)判定補助
  • 類似石確認
  • 宝石検査時の補助確認

🔎 機材 → 分かること(早見表)

測定手法分かること判定への役割
X線分析元素組成表層成分確認
導電率内部材質真贋判定指標
超音波厚み・内部構造空洞・異物検出
比重密度材質整合確認
質量重量比重算出補助
寸法サイズ形状整合性

単一数値ではなく「複数結果の整合性」で総合判断します。