貴金属の買取現場では、「見た目・刻印・比重」で本物と判断することが一般的です。
しかし、こうした従来の確認方法だけでは、“巧妙な偽物”がすり抜けてしまうことがあります。

実際、買取現場ではこんな声が聞かれます:

  • 🔸「見た目は18金ぽいのに、なんか違和感がある」
  • 🔸「刻印もあるし比重もOK。でも本当に大丈夫か…?」
  • 🔸「このまま買い取って損をしたらと思うと、決断できない」

とくに、個人客の持ち込み品の場合は、「信頼できる裏付け」がないことが多く、買取現場の判断にかかるプレッシャーは非常に大きいのが現実です。

こうした状況で、660円でできるX線分析が、「安心して仕入れるための新たな武器」として注目を集めています。

⚠ 安価な比重計だけでは見抜けない“落とし穴”とは?

リユース・買取業界では、現場での迅速な判定のために卓上型の比重計を導入している業者様も多いと思います。 たしかに比重計は手軽で便利なツールですが、実は判断を誤るリスクも潜んでいるのです。

■ 誤判定の原因1:中空構造やチェーン形状

軽量化された中空構造のネックレスや、細いチェーンタイプは、正確な比重が測定しづらく、実際よりも低い数値が出てしまうことがあります。 結果として、K18をK14以下と誤認識し、買取チャンスを逃す可能性も。アジア圏の金は極端に比重が低くでるものもあり、メッキと誤判断してしまい、お店の信用問題に発展する可能性もあります。

■ 誤判定の原因2:芯材入りメッキの巧妙化

近年増えているのが、芯材に鉄・タングステンなどを使った厚手のメッキ品。 見た目は完璧で、比重もK18とほぼ同じ範囲に収まるため、比重計では偽物と見抜けないことがあります。 その結果、“メッキをK18として高額買取”というリスクも現実に。模造品を故意に持ち込む「置き込み屋」対策としては、比重計だけでは不十分です。

■ 誤判定の原因3:部分的な異素材(コンビ地金・ロウ付け)

一部にプラチナやK18が混ざったコンビアイテムは、平均比重がブレるため、比重計では正確に判断しきれません。

📌 ポイント: 業者様が日々使用している比重計は簡易な目安には優れていますが、 精密な真贋判定やメッキ偽装品の見極めには限界があります。 そこで活躍するのが、X線による非破壊・定量分析です。

🔬 なぜX線分析が業者様の“次の一手”になるのか

SPECTRO SCOUT X線分析装置のサンプル台に、金色のリングが設置されている様子。

比重計が「重さの目安」であるのに対して、X線分析は“成分を数値で可視化”できる鑑定機器です。

とくに、次のような場面で大きなアドバンテージがあります。

■ 強み1:非破壊で“表層成分”を可視化

表面を削ったり溶かしたりすることなく、X線を当てるだけでAu、Ag、Cuなどの含有比率が%で表示されます。 査定対象の品を傷つけないので、高額品・委託品にも安心して使えます。

■ 強み2:分析は1箇所660円・納期は最短「翌営業日」

専用のX線分析装置(例:Spectro SCOUTなど)で分析後、翌営業日には、ご依頼品と成分結果を迅速に発送します。 複数点まとめて依頼する業者様も多く、査定業務の効率化にもつながっています。

■ 強み3:トラブル防止・社内判断のエビデンスに

査定時に「これは本物か微妙…」という場面で、感覚だけで判断して買取→クレームリスクとなることも。 X線分析の結果があることで、社内判断の裏付けになり、スタッフ教育や業務報告にも活用されています。

💡 実際の導入業者の声:
「比重では判断がつかなかった厚メッキを見抜けて助かった」
「委託販売品の鑑定で、トラブルを事前に回避できた」
「他店との差別化として“分析付き査定”をアピールしている」

📚 実際にX線分析をご利用いただいた業者様のケース

にじや質店X線ラボでは、全国のリユース業者・輸出入業者・アンティークショップ様などから、週10件以上の分析依頼をお受けしています。

■ ケース①:リユース店様「金縁メガネ」の成分チェック

比重計では判別できなかったメガネフレームの金部分について、
X線分析で「K18相当(Au 75%)」と数値で判明。買い取り額の判断材料として活用。

■ ケース②:輸出業者様「金メッキネックレス」

大量仕入れしたネックレスについて、メッキか金かの分析依頼。 X線分析により「表面にAu 金0.02%、内部はニッケル銅合金と判定され、海外発送の前にトラブルを回避

金色だが刻印のないネックレスをX線分析

■ ケース③:アンティーク雑貨店様「懐中時計のチェーン」

チェーン部分のみ「メッキ」、本体は「K18」の結果により、パーツ別に仕分けして販売価格を調整。 仕入れ値の見直しと説明文の整備にも活用。

📝 ご注意:
当ラボの分析は、取引の参考資料であり、法的な保証書ではありません。
ただし、精度は高く、分析装置(Spectro SCOUT)は業務用として国内外で信頼性があるモデルです。

💰 X線分析サービスの料金とご利用の流れ

■ 分析料金(1件あたり)

  • 🔍 成分分析(1箇所):660円(税込)
  • 💬 鑑定士コメント(任意):+550円(税込)
  • 📦 返送料(ゆうパック60サイズ実費):例:東京 810円〜

🎁 キャンペーン中!
1箇所分が無料になるので、実質660円おトクです!

■ お申し込みから分析完了まで

  1. 📱 フォームからお申し込み(依頼品の内容を入力)
  2. 📦 ご依頼品を郵送
  3. 🔬 到着の翌営業日までに分析
  4. 📩 ご依頼品と分析結果を返送

お急ぎの方も安心!
最短:到着翌日には分析&発送対応可能です(混雑状況により変動)

■ お支払い方法

  • 💳 クレジットカード(前払い)
  • 📦 代引き(+590円手数料)

🔚 まとめ:業者様こそ、X線分析を味方に

金属製品の真贋チェックに、比重計をお使いの業者様は多くいらっしゃいます。
しかし、安価な比重計だけでは、メッキ品や合金のトリックを見抜けないケースも少なくありません。

そんなときこそ、元素レベルで成分を可視化できるX線分析が大きな助けになります。
にじや質店X線ラボでは、1箇所660円・翌日対応の手軽さで、業者様の業務をサポートいたします。

「これはちょっと怪しいかも?」
「買い取り前に裏取りしておきたい」
そう感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表鑑定士 佐々木 英明
代表鑑定士 佐々木 英明
東京都青梅市在住

株式会社クリエイティブファクトリー 創業者&代表取締役

【保有資格】
第1級陸上無線技術士
電気主任技術者
電気通信主任技術者

「真空管と質屋をこよなく愛する青梅人」で、質屋初代で質蔵を2つも建てたことがあり、電気系に強く自分で特許出願ができるという特技を持つ。

1991年 株式会社リクルート入社
1994年 都内大手特許事務所にて特許出願を担当
1998年 個人事業主として創業し、真空管の輸入販売を開始
2000年 法人成りにより合資会社ささきに組織変更 資本金110万円
2012年 資本金1000万円に増資
2013年 株式会社クリエイティブファクトリーに組織変更
2014年 総合買取 にじや実店舗オープン
2022年 青梅街道 野上交差点そばに「にじや質店」をオープン

【好きな仕事】
ブランド品・貴金属・時計等の真贋鑑定、質屋、古物商、真空管の輸入販売、音響コンサルティング

【運営サイト】
質屋の「にじや質店」 https://nijiya-7ten.jp

真空管専門店の「ヴィンテージサウンド」 https://vintagesound.jp.jp

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