切れても輝きは本物か?──刻印無しダイヤネックレスの真贋チェック

切れたダイヤ付きネックレスの全体写真

📝 ご依頼内容

フリマサイトで購入した刻印無しのダイヤモンド付きネックレス。チェーン部分が破損していたため再利用を検討する前に、石と地金の両方の素材を確認したいとのご依頼。
「ダイヤモンドは天然か?」「金は何金か?」を明らかにし、リメイクや出品の参考にしたいという目的でX線分析とダイヤ判定を実施。

  • 依頼者種別:個人
  • ご依頼品:切れたダイヤネックレス(刻印無し)
  • 地域:広島県

🔬 分析結果(構成元素の濃度)必須 660円

金属成分のX線分析結果表(Au約75%)

🔹 鑑定士コメント(任意)+550円

ネックレスの金属部分は、X線分析の結果、金(Au)74.97%、銀(Ag)12.18%、銅(Cu)12.06%を主成分とする合金であることが確認されました。この組成比率から、市場で一般的に流通する18金(K18)相当と判断されます。

また、その他の不純物(Ni、Znなど)は微量であり、18金としての品質に問題は見られません。
チェーンが破損していても、素材としての価値は十分にあるといえるでしょう。

💎 ※ダイヤ部分の判定は専用機器により「天然ダイヤの可能性が高い」と判定済みです。

📈 スペクトル分析(任意)+660円

X線スペクトルグラフ(9.70keVの金のピーク)

💬 スペクトル分析解説(任意)+550円

スペクトルグラフの主なピークは、9.70 keV付近に明瞭に出現しており、これは金(Au)の特性X線に一致します。加えて、銀(Ag)や銅(Cu)に対応するピークも確認されており、分析結果(Au 74.97%, Ag 12.18%, Cu 12.06%)と整合しています。

これにより、本ネックレスが金を主成分とし、銀・銅を加えた18金相当の合金であることが、X線スペクトルからも裏付けられました。

📝 刻印確認(画像なし)+550円

刻印なし

💎 天然ダイヤ判定 +880円

本品にセットされた石について、複数の専用機器で検査を実施した結果、
天然ダイヤモンドの反応が強く出たため、天然の可能性が高いと判定しました。

見た目の特徴や反応速度も、天然ダイヤに多く見られる傾向と一致しています。
なお、本判定は非破壊・簡易検査であり、鑑別機関による正式な証明書とは異なります。

ダイヤモンド判定器を使用している様子

ダイヤモンド部分の拡大写真(多面カットや内包物の確認可能)

💰ご利用料金のご案内 ※追加オプションあり

項目 内容 簡易分析 プレミアム分析
構成元素の濃度分析 主な金属(例:金・銀)の濃度を測定 ✅(660円/箇所) ✅(660円/箇所)
※鑑定士コメント 現役査定員の所感を簡易テキストで記述 +550円 +550円
※スペクトル分析 スペクトル分析グラフ(装置出力)を添付 +660円
※スペクトル分析解説 スペクトルの読み方・傾向を解説 +550円
※刻印確認(画像なし) 刻印内容をテキストで報告 +550円
※刻印確認(画像付き) 拡大画像+テキスト報告付き +880円
※天然ダイヤ判定 天然か否かの簡易判定・コメント付き +880円

🧪 分析方法について

にじや質店X線ラボでは、非破壊式の蛍光X線分析装置(Spectro SCOUT)を使用し、表層部に含まれる金属元素を高精度で判定します。
660円からの低価格で全国対応。依頼品と分析結果は翌営業日に返送します。

このサイトは、東京都青梅市の質屋「にじや質店」が運営しており、しており、「にじや質店X線ラボ」は、株式会社クリエイテイブフアクトリーの商標です。
実店舗でのX線分析・質預り・買取・相談にも対応しています。
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🔧 備考

※本ページの内容は、ご依頼者様の許諾を得て掲載しています。
※分析結果は、非破壊型の蛍光X線分析装置による表面分析に基づいた参考情報です。

  • 本サービスは、素材の構成金属に関する情報を提供するものであり、売買価格・真正性・価値を保証するものではありません
  • ご依頼品の構造や形状、表面処理の状態によっては、実際の材質と異なる結果が出る可能性があります。
  • 分析結果や鑑定士コメントは、査定・売却・鑑定などの最終判断の補助資料としてご利用ください
     判断責任はご依頼者様に帰属します。
  • 本サービスのご利用または分析結果に基づく判断・行動により生じた損害について、当社は一切の損害賠償責任を負いません。
  • 他社の分析結果・鑑定内容との比較、検証、評価に関するご相談には対応しておりません。
  • LINEやメール等による追加の真贋相談・価格査定依頼・無料の再解析要求などには一切応じておりません
  • ご不明点がある場合は、再度の正式依頼、または専門機関へのご相談をご検討ください。